しゅしゅあです.
今回は腰痛の原因についてお伝えします.
日本人の84%が一生のうちに腰痛を一度は経験するといわれています.
そんな国民病ともいえる腰痛とはどうやって起こるのでしょう.
まずは年齢を重ねると、
腰を構成する組織がどう変化していくかについてのお話です.
年齢を重ねると、背骨と背骨の間にある椎間板という組織
から水分が失われていきます.
すると、立っていたり、歩いたりするだけで椎間板には
衝撃(ストレス)が加わり、徐々に傷み始めます.
この時点での痛みは①椎間板変性症による痛みといえます.
そもそも、年齢を重ねると椎間板自体の水分保持能力が下がって
椎間板の厚みが減ります.
椎間板の厚みが減ると、背骨の関節がよく動くようになります.
背骨の関節がよく動くと、その動きを抑えようとして
背骨や背骨の関節に骨のトゲができていきます.
背骨の関節がよく動く状態を②脊椎不安定症といいます.
骨のトゲのことを骨棘(こつきょく)といいます.
こうなると③変形性脊椎症と呼ばれます.
この状態では関節が不安定なため
周辺の組織を刺激して痛みを感じます.
骨棘ができると神経の通り道を狭くしてしまい、
神経を刺激することがあります.
また,骨棘だけではなく,他の組織もぶ厚くなったり変形したりします.
あることがきっかけで痛みやしびれを感じるようになります.
この状態を④脊柱管狭窄症といいます.
脊柱管狭窄症では長い距離を歩くと痛みやしびれが現れて動けなくなり,
座って休むと、また歩きだせるといった特徴があります.
この現象を間欠性跛行(かんけつせいはこう)といいます.
こうして、椎間板変性症から始まった加齢による変化は
年齢を重ねると脊柱管狭窄症へと進展します.
では、「この一連の過程を避ける方法は?」というと
「筋肉をつけて、体幹を安定させるしかない」という答えになります.
筋肉を鍛えて体幹を安定させると、それぞれの疾患ではどうなるか…
①椎間板変性症では衝撃を吸収する役割を筋肉がサポートして
椎間板の負担を減らすことに.
②脊椎不安定症では関節を安定させて
周辺の組織を刺激しなくなる.
③変形性脊椎症では骨のトゲで刺激されなくなる.
④脊柱管狭窄症では症状のない姿勢を保てるようになる.
筋肉を鍛えて患部を安定させることが症状の改善につながります.
重要なことは
『どんな状態でもストレスがない姿勢をキープできること』です.
そのためには、まず良い姿勢を身につけることが重要です.
次にその姿勢を崩さずに動作を行うことです.
症状が出ていれば,それは「良い姿勢が崩れている」ということです.
ただし,良い姿勢はひとりずつ異なります.
まずは自分にとっての良い姿勢をみつけましょう.
そして,筋肉を鍛えて,どんな状況でもいい姿勢をキープしましょう.
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〈前回の投稿〉
ダイエット記録④
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