自律神経って何?乱れる原因は?自律神経を整える方法は?という疑問に答えるのが今回のテーマです.自律神経や交感神経・副交感神経についてよくわからない方に向けて作成しました.詳しくみていきましょう.
自律神経というのは交感神経と副交感神経にわけられます.そして,この2つはシーソーのような関係で,どちらか一方が強くなるともう一方は弱くなってしまいます.
交感神経が高まると…
・血管が収縮
・血圧が上がる
・心拍数が増える
・鳥肌が立つ
・汗が分泌される
・瞳孔が開く
・内臓の働きが抑えられる
血管が収縮することによって血流が悪くなることが一番の問題です.血流に乗って酸素や栄養が運ばれてくるので,血流が悪いと痛みやだるさにつながります.血流が良くなるようなことを取り入れるのがおすすめです.
一方で,副交感神経が高まると…
・血管が緩む
・血圧が下がる
・心拍数が少なくなる
・瞳孔が狭くなる
・内臓の働きが活発になる
副交感神経は休憩時やリラックスしている時に高まります.
人の体は日中には交感神経が高まり,夜は副交感神経が高まるのが正常なリズムです.夜ふかしや昼まで寝ているなどの不規則な生活では自律神経のリズムも乱れやすくなります.朝日を浴びて体内時計をリセットするようにしましょう.
自律神経の乱れから起こる主な症状を以下に示します.
・頭痛
・めまい
・肩こり
・倦怠感,すぐ疲れる
・動悸
・冷え
・やる気が出ない,集中できない
・むくみ
・イライラする
・お腹の調子が悪い
・髪や肌のツヤが少ない
などです.上記の症状があって、原因がはっきりしない場合は自律神経の乱れの可能性もあります.後半で紹介する「自律神経を整える方法」で対策を立ててみましょう.
人間は30〜40代から副交感神経の働きが衰え始めるといわれています.つまり,ブレーキが利きにくくなるのです.交感神経とのバランスが崩れると交感神経が優位に(強く)なってしまいます.体が疲れやすく、体調も崩れやすくなるので、気をつけましょう.
副交感神経の働きを高めることが大事です.自律神経が整っていると見た目も若々しく、胃腸の調子も良くなります.血液が隅々まで行き渡って肌や髪のツヤも良くなります.
自律神経を乱す可能性のあるもののうち,自分でコントロールできるものを以下に示します.ゼロにするのは難しくても,量を減らすことは自律神経のバランスにとっては大事になります.
・暴飲,暴食
・タバコ
・激しい運動
・多量のアルコール:交感神経を高める
自律神経を整える方法は以下の通りです.
・適度な運動:自律神経の乱れを感じるなら,まだ運動不足か運動が多すぎる
・ストレッチ:血流改善
・入浴:熱すぎないお風呂にゆっくり浸かる
・十分な睡眠:睡眠不足は交感神経を高める
・バランスのとれた食生活:栄養がかたよると自律神経も乱れる
・規則的な生活
・朝は余裕をもって起きてゆっくり始動する,朝食はゆっくりとる
・朝日を浴びる:体内時計をリセット
・朝食をとって内臓を起こす
・寝る直前にはスマホやテレビを観ない:交感神経を刺激しない
・深呼吸で副交感神経を高める:良い姿勢で深呼吸
・温かい飲み物は副交感神経を高める
貧血で起こる症状は自律神経症状と似ています.頭痛,肩こり,めまい,いらつき,たちくらみ,息切れ,動悸,疲れやすいというのは貧血でも起こります.鉄不足から貧血になります.鉄不足がなければ,自律神経症状の可能性もあります.
交感神経と副交感神経はシーソーの関係です.
食事後は徐々に副交感神経が高まって内臓の働きを活発にします.食後3時間で副交感神経が優位になるともいわれています.副交感神経が高まると内臓の働きも活発になります.その前に就寝すると,副交感神経が高まりきれずに体がリラックスできずに睡眠の質が悪くなります.食べた物の消化・吸収が進まないと腸内環境や栄養も不足する可能性があります.
また,激しい運動は交感神経を高めすぎて,自律神経のバランスを乱します.呼吸を楽にできる程度の運動がベストです.本来,運動には自律神経を整える効果があります.運動をすると,血流も改善されます.
運動もやりすぎには注意しましょう.日常では,歩く・階段を使う・良い姿勢を保つのがおすすめです.血流が良くなると,肩こりや頭痛・むくみ・冷え性が改善しやすいです.
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運動するとストレス発散効果が期待できます.ストレスは交感神経を高めて,自律神経のバランスを乱します.自律神経のバランスを整えて,快適な体を手に入れましょう.
〈まとめ〉
自律神経を整えて快適な体を手に入れる
①自律神経は交感神経と副交感神経にわけられる
②副交感神経は30代以降になると働きが悪くなる
③自律神経のバランスを整える鍵は副交感神経
④交感神経を高めることを避ける
⑤副交感神経を高めることを取り入れる
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