2023年8月2日水曜日

体脂肪のお話/天神マシンピラティス

パーソナルトレーナーしゅしゅあのTERUです。

今回は体脂肪についてご紹介していきます。

体脂肪
体脂肪は3つにわけられます。

①皮下脂肪

②内臓脂肪

③異所性脂肪


簡単に説明すると皮下脂肪は皮膚の下にあるので、指でつまむことができます。

内臓脂肪は内臓の周りにつくので指ではつまめません。

異所性脂肪は筋肉や内臓などの元々は脂肪がないところに脂肪が蓄積していくイメージです。

筋肉に蓄積した脂肪は霜降り状態をイメージしてもらうとわかりやすいのではないでしょうか。

肝臓に蓄積するとフォアグラです。


体脂肪の役割は衝撃から身を守るクッション・エネルギー源・身体の外に熱(体温)を逃さないための断熱材なのである程度は必要です。

女性は内臓脂肪がつきにくいとされています。

これは女性ホルモンのおかげです。

更年期で女性ホルモンが減ると内臓脂肪もつきやすくなります。

これが更年期以降に太る原因とされています。

女性ホルモンは逆に皮下脂肪をつきやすくするとされています。

これはお腹の中の赤ちゃんを外の気温(寒さ)から守るためといわれています。

皮下脂肪と内臓脂肪
内臓脂肪は生活習慣病のリスクを高めます。

内臓脂肪は男性と閉経後の女性につきやすいです。

特徴として、内臓脂肪はアディポサイトカインという物質を分泌します。

その影響は

①高血圧になる

②心筋梗塞のリスクを上げる

③インスリンが効きにくくなる

④食欲を抑えるレプチンが減ることで食欲が増える

⑤脂肪を燃焼させるアディポネクチンが減るので脂肪が燃焼しにくくなる

以上のような特徴があります。


また、アディポネクチンは糖尿病や動脈硬化・心肥大を防ぐ効果があるといわれていますが、内臓脂肪が増えるとこれらは減ってしまいます.

皮下脂肪を減らすには運動が必須で、脚や体幹の大きな筋肉を使うと効率がいいです。

皮下脂肪よりも内臓脂肪の方が落ちやすいといわれています。


脂肪が増えるメカニズムを紹介します。

①糖質を摂取すると血液内の血糖(=血糖値)が上がる

②それを感知した膵臓からインスリンというホルモンが分泌される。

③インスリンが血糖を筋肉や肝臓に取り込む

④血糖を筋肉と肝臓に蓄えられる量には限界があり、余った分は脂肪に取り込まれる。

上記の結果、体脂肪が増えていくので、糖質を制限することで脂肪が増えないようにするというのが糖質制限ダイエットになります。

脂肪燃焼をサポートするのはお茶のカテキン、赤み肉のカルニチン、海藻のフコキサンチン、カフェインも脂肪燃焼を助けるとされています。

運動とセットで摂ると効果的です。

〈まとめ〉

①体脂肪は皮下脂肪、内臓脂肪、異所性脂肪の3つ

②皮下脂肪は防寒具と同じ役割

③内臓脂肪は生活習慣病のリスクを高める

④異所性脂肪は筋肉や内臓などの元々は脂肪がないところに脂肪が蓄積したもの

⑤糖質の過剰摂取が体脂肪を増やす


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