有酸素運動の時間は15分以上で脂肪が燃焼する？最近の研究では違う

ボディラインを乱す体脂肪の落とし方はみなさんが気になるところでしょう。

以前は有酸素運動を開始してから15分経過すると脂肪が燃焼し始めると言われていました。

ですが、最近の研究では「有酸素運動を開始した直後から脂肪の燃焼は始まる」ことがわかっています。運動の強さとエネルギー源の違いがポイントです。ハードな運動では糖質が使われます。軽めの運動で脂肪が燃焼されます。

少し前までの考え方は…有酸素運動を始めると、まずグリコーゲンから使われる。
そして、グリコーゲンがなくなると脂肪を分解し始めるとされていました。
ですが、そもそも運動の強度によってエネルギー源が違うのです。

マラソンのような持久系競技では脂肪を分解してエネルギーを取り出します。
脂肪は体に無限に蓄えられるので、なくなることがありません。
だから長い時間走っていられるのです。

一方で、100m走などの爆発的な力が必要な競技ではエネルギー源はグリコーゲン（糖質）です。
ただし、爆発的な力の源であるグリコーゲンはたくさんは蓄えられません。
なので、本気の100m走は何回も連続ではできません。
グリコーゲンは筋肉に蓄えられるので、爆発的な力を必要とされる種目の選手はいわゆるムキムキの方が多いです。
ムキムキのほうがグリコーゲンをたくさん蓄えられるからです。
マラソン選手がムキムキになると、筋肉は重たいし、グリコーゲンはすぐ尽きるしで、長距離は走れなくなります。

脂肪を分解するには酸素が必要になります。酸素がないと脂肪を分解することができません。
脂肪の分解を多くしたいと思えば、しっかり酸素を吸って全身に送り届けることが大事です。

姿勢が悪いと横隔膜がじゅうぶんに働くことができずに、酸素を取り込む量が減ります。酸素が足りなければ、脂肪を燃焼させることができません。日頃から良い姿勢でいることが重要です。

ただし、有酸素運動が大事とはいえ、ウォーキングしているのに痩せないという方も多いでしょう。それは運動の時間や強度が足りないか、運動中の酸素が足りていないか、太る食生活をしているからです。基本的には太る要素は食事が8割です。人によっては太る原因の9割が食事と言っている人もいます。

つまり、太る食生活をしていると、いくら痩せる習慣をしていても体重が減ることはないのです。

①太る食生活をやめる

②蓄えた脂肪を燃焼させる有酸素運動を取り入れる

③メリハリボディのために筋トレを取り入れる

上記の3つが痩せるためには大切です。

有酸素運動を取り入れることで脂肪燃焼のスピードが上がること、筋トレで体にメリハリができることが健康に痩せるためのポイントです。食生活の見直しだけで痩せようとすると時間がかかります。もしくは、短期間で痩せようとして不健康になり、食事をもとに戻してリバウンドしてしまいます。

当店では呼吸に合わせて運動するので、酸素をしっかり吸うことができます。
自分の体に集中するので、呼吸が浅くなることもなく、しっかりと脂肪を燃焼できます。

良い姿勢で運動を行うので、横隔膜の動きを邪魔しません。

健康的に痩せましょう。

〈まとめ〉

①以前は有酸素運動を開始してから15分経過すると脂肪が燃焼し始めると言われていた

②現在は有酸素運動を開始した直後から脂肪の燃焼は始まることがわかっている

③体脂肪を燃焼させるには酸素が必要

④痩せないのは太る食生活を続けているから

⑤運動を取り入れると痩せるスピードが上がる

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